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年明けから悲しい出来事がありました。
石川県能登半島での震災にあわれた方、また親族の方々が一日も早く回復し、安心し、復興する事を願っております。
僕は自然を相手にする農業を生涯の仕事として転職しました。
自然は天から地からそのお恵みを与えてくれますが、時には人から奪っていく事さえあります。
今回の地震がどれだけの規模になるのか。まだしばらく気を抜けないと思います。
命を奪い、気持ちを不安にさせ、親族や関係者にも不安を与える。日々平和に過ごしていた日が、突然苦しみの毎日に変わる。実際に被災した人にしかわからないストレスだから被災地から離れた僕らにはわからない。
少しでも力になれればと思うけど実際何をしたらいいのかもわからない。
日本はこれから自然災害に対しての対策はもちろん、即時実行出来る被災者支援のシステムを作っておかないといけないと思う。衣食住に関しては一時間でも早く届く様にして欲しい。ニュースを見て衝撃的だったのは、避難場所(おそらく市の施設)の廊下で乳児がお父さんに抱っこされて哺乳瓶でミルクを飲んでた光景。小さな命や体の弱い老人や子供を優先とした避難場所と、適切に速やかに誘導出来る人員の教育も必要だと感じた。
僕は、有事の際に食べ物に困らない為に農業(野菜)を始めたのも理由の一つにある。家族にとって必要な家は自家発電と蓄電が可能で、食べ物は自給。あとは水さえあれば安心。だから地域の人へのお手伝いや復興支援にも貢献に頭を切り替える事が出来る。
今回の震災で、日本国民が始めないといけない事、準備しておかないといけない事に気が付く人がいるかもしれない。毎日暖かくて、甘くて美味しい食べ物を食べ、綺麗な水を飲み、衛生的な水で体を洗い、生活でいい香りがするタオルで体をふき、歯を磨き、暖かい布団で寝て、朝目が覚める。この当たりな日常は与えられたものであって元々は無いに等しい。ある日突然全てなくなる日に絶望と感じる人になるか、立ち上がれる力を身につけている人になるかは今すぐ決めるべきだと僕は思います。